身体を治す見えない力
栄養カウンセラーのまごめじゅんさんのブログ「ビタミンアカデミー」で、
【セルフエフィカシー(self-efficacy)自己効力感が高い人は、同じ治療を受けていても、半年後の痛みの改善が大きい】という報告があるよ。
という記事がありました。
この場合の自己効力感とは「症状は自分で作ったのだから、自分で消せる、消してやる!」というようなものと捉えてオッケーというお話でした。
以前は、そういうのはスピリチュアルの分類だとなんとなく思っていました。
でも、今は実感として、確かにそういうのがあると感じています。
次女を出産してからずっと、8年間くらい右の腰というか、坐骨神経に痛みがありました。歩けないほどひどくはないけれど、常に付きまとい、疲れれば痛みは強くなり悩まされていました。
アチコチの整骨院、カイロプラティック、整形外科も3院ほど、その時々ずっと通っていましたが、良くなってもすぐに戻るを繰り返していました。
それぞれ違う治療を受けましたが、最後に通った整形外科では理学療法士さんに指導していただきながら、筋トレをしました(結局そこか!)
なんとなく良くなった頃にコロナ自粛となりそこも辞め、いつの間にか痛みは出なくなりました。
その整形外科に至るまではずっと、「痛みを取ってもらう」という感覚だったと思います。ネットで調べては、「ここに行けば治るんじゃないか」「やっぱりだめか」「じゃあここに行けば治るんじゃないか」の繰り返し。でも結局は、自分の筋骨なのだから、自分で治すしかなかったのです。
セロトニンが少ない人は、痛みを感じやすいと言います。
私の場合も、セロトニンが関係しているかどうかは分かりませんが、レントゲンでもMRIでも異常は見つからなかったので、器質的な問題はあったとしてもほんの僅かで、過剰に痛みを感じていたのではないかと思います。しかも、「私が治す」という感覚が薄かった。まあもちろん、ハードな肉体労働を続けていたというのも大きいかとは思いますが。。。
そしてつい最近ですが、今まで全く問題のなかった左の腰が急に痛むようになりました。
でも、今回は「きっと運動不足に違いない」と、くじけず軽い運動で治しています。
ちょっと痛みがひどくなっても、シップを貼っただけで治まったり、お天気によっては痛まなかったりすることが分かり、かなり「自分でコントロールできる」という気持ちがあります。そんな時に前述の「セルフエフィカシー」の記事を読んだので、腑に落ちた次第です。
今日、春から学び始めた分子栄養学実践講座が一区切りして、とりあえず認定試験が終わりました。
こちらの学びは続きますが、この夏からまごめ先生の講座である「PNTトレーナー養成講座」を受講します。
PNTとは、Psychological Nutrition Therapy で、「栄養療法の効果を最適化する心理技術」という意味だそうです。
栄養と心理は両輪で、どちらかだけでは元気になりません。ミネラルや栄養が不足していることが原因で鬱状態になっているのに、向精神薬だけを投与されていたり、子どもの場合はADHDと診断されていたり。あるいは散々サプリメントを盛っているのに、心理面に邪魔をする要素があって、全く効果が得られていない場合もあり。栄養と心理の両方を理解し、扱えるカウンセラーを育てることを使命としてこの講座を開催されています。
今は、カウンセラーを目指す以前に、自分の思考を探っています。
未だ目指すところがピンポイントで見えないままですが、Life work, Light workを探しながらワクワク心動かされる方向へ進んでいきます。