自己受容感の育て方
子どもの自己肯定感を高めたい。と親は思います。
特に自分の自己肯定感が低いと思っていると。
私の娘たちは小学校の高学年になりましたが、残念ながら自己肯定感はあまり高くなさそうです。
自己肯定感を上げるためには、褒めて育てる?
娘たちが小さかった時代は、そんな話も良く聞いたので意識して褒めていました。
(アドラー心理学では、叱ることも褒めることも弊害があると言っています)
でも、考えてみれば、誰もありのままの自分を「全肯定」なんてとてもできませんよね!(いや、できる人もいるかもしれませんが)
大切なことは、「自己受容」
ままならない自分も自分。そんな自分も全部オッケー。あなたもオッケー。
(私自身も今まで、全く「自己受容」ができていませんでした。)
自己受容感を高める一つの方法が、「傾聴」です。傾聴してもらう人のです。
信頼関係を築き、相手が「私のことを見ていてくれる、分かってくれる、聴いてくれる」としっかり感じられるように。
相手を尊重し、話し方を合わせ、相手の言語(使っている言葉をそのまま使う)で、主観や自分の意識のフィルターを入れずにそのまま聴き、受け入れます。相手を100%信じます。励ましや誉め言葉、もちろんアドバイスも不要です。
それによって、相手は自分の気持ちを吐き出すことができ、安心し、自己理解が進み、自分を受け入れるエネルギーが湧いてきます。
娘たちの話を聴くとき「目を見てしっかり聴く」は、心がけていました。(いつもではないけれど)
でも、私の「こうであって欲しい」は押し付けるは、大げさに感想を伝えるは、相手の気持ちに寄り添う傾聴とは程遠いものでした。
今日はこのことを教わったので、明日から毎日、娘たちの話を「傾聴」する練習をします!