自分に合うプロバイオティクス
腸内環境さえ良ければもうなんでも大丈夫なんでは?
と、思ってしまうほど腸内環境は大切です。
8年前に体調を大きく崩した時は、腸がボロボロでした。
カンジダもはびこっていたし、小麦が合わず炎症もありました。
もともと便秘体質ではないのですが、一人目の妊娠中初めてひどい便秘になり、ほぼずっと便秘薬が欠かせないという状態だったのが始まりだったかも?
そんな時、まずは「合わない食べ物をやめる」のもとても大事です。
そして少しずつ炎症をなくしていき、腸内細菌を整えていきます。
そんなわけで、8年来ずっと何かしらのプロバイオティクスを摂っています。
世の中にはいろーんなプロバイオティクスが売られています。
何が合うかは人それぞれなのだそうな。それぞれが違う細菌叢を持っているから。
ネットで調べて良さそうものを定期便で買っていた時期もあります。
ドラッグストアで売っているビオフェルミンを地道に飲んでいた時期もあれば、ドクターユースの乳酸菌を摂っていた時期もありました。
ブログで「これはすごい!」と紹介されているのは速攻試していました。
でも、「飲むとあきらかに違う!」と感じたことは一度もありませんでした。
良くも悪くも特に変化は感じませんでした。
ところが、今年になって初めて試してみたクレアラボ社の「コンプリートバイオテックパウダー」は、飲むとあきらかに違いました。
飲む前に他と違うところと言えば、クール便で届きます。
カプセルタイプもありますが、量も調整しやすいパウダーにしました。
まず、びっくりしたのはこのパウダーをティースプーンの先っちょくらいの量を1回飲んだだけでウ〇チの色がガラッと変わります。濃いめの茶色から黄色っぽい色になります。
なんだか調子も整います。
実はこの色が結構重要なのです。
ウ〇チの茶色は、胆汁酸由来です。
胆汁酸は、肝臓でコレステロールから作られ、胆汁の主成分として胆嚢に蓄えられます。
胃で消化された食べ物が十二指腸にやってくると、胆嚢から胆管を通して分泌されて、脂肪の消化や吸収に重要な役割を果たします。その働きは例えると「腸内の石鹸」なのだそうです。胆汁酸は小腸から再吸収されてリサイクルされるのですが、使い古された分は便として排出されます。
胆汁酸には「内臓脂肪を減らす」「脂肪肝やコレステロールを減らす」「血糖値を下げる」などの効果があり、分泌を促すことでメタボの予防や改善になるのだとか。この話もとても面白いのですが、話がそれてしまうのでまた別の記事で。
この胆汁酸、腸内のpHによって色が変わるそうです。
アジサイやブルースターなど、土壌のpHで色が変わるお花もありますよね。
腸内のpHが低いほど、明るい色になるのだとか。
腸に善玉菌が多いと、それらが産生する酸性物質によってpHが下がります。
つまり、ウ〇チの色が明るめ(黄色っぽい)ということは、善玉菌がより多いということ。
「コンプリートバイオテックパウダー」をちょっと飲むだけですぐに善玉菌がせっせと働いてくれているようです。
ただ、腸内細菌はそれほど簡単ではないようで、飲まないでいると戻ってきます。そんな簡単に定着はしないということですね。
ということで、頼りになるプロバイオティクスが見つかりましたが、自分に合うものを飲んでおけばOK。ということではなく、やっぱりコツコツとお野菜、海藻、キノコを食べ、いろいろな発酵食品を食べ、機嫌よく、よく眠り、良く動き。という基本が大切ですね。(何を学んでも、結局ここに行き着く)